五臓六腑に染み渡る

五臓六腑に染み渡るの解説

【読み方】
ごぞうろっぷにしみわたる

【意味】
五臓六腑に染み渡るとは、腹の底までしみる。身にしみて深く感じる。

【注釈・由来】
五臓六腑とは、伝統中国医学(漢方)においていう五つの内臓と六つのはらわたのこと。
五臓は心臓、肝臓、肺臓、脾臓、腎臓。
六腑は大腸、小腸、胃、胆、膀胱、三焦。
六腑にある三焦は、上中下の三つに分かれ、上焦は横隔膜より上部、中焦は上腹部、下焦はへそより下部にあり、呼吸・消化・排泄をつかさどる器官といわれた。
「五臓六腑に沁みわたる」とも書く。

【出典】

【例文】
・三日ぶりにありついた食事は、五臓六腑に染み渡る美味しさだった。
・やっぱり仕事の後のビールは五臓六腑に染み渡るね。
・私を救ってくれた人の優しさが五臓六腑に染み渡った。

【注意】

五臓六腑に染み渡るの関連語

【類義語】
身に染みる/身に染む/身に入る/胸に釘打つ/身にも皮にも染みる

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
染み渡る染みる渡る

【分類】
生活・暮らし > 食事,飲酒
感情・心理 > 感動

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