箸にも棒にもかからないの解説
【読み方】
はしにもぼうにもかからない
【意味】
箸にも棒にもかからないとは、あまりにもひどすぎて、どうにもこうにも手がつけられないこと。また、何のとりえもないたとえ。
【注釈・由来】
細くて小さい箸にも、太くて大きい棒にも引っ掛からない意味から。
【出典】
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【例文】
・彼は毎日寝るかゲームをするかしているだけで、箸にも棒にもかからずどうしようもない。
・転職のために履歴書を書いて送ったが、即戦力が求められ、箸にも棒にもかからない状況が続いた。
・彼女の論文は箸にも棒にもかからないほどひどいものだった。
【注意】
「少しの手掛かりもない」という意味で使うのは誤り。
誤用例 「捜索も今日で一週間だというのに、まるで箸にも棒にもかからない」
箸にも棒にもかからないの関連語
【類義語】
箸にも棒にもかからぬ/棒にも箸にもかからぬ/箸にもかからぬ/縄にも蔓にもかからぬ/輪にも蔓にもかからぬ/縄にも杓子にもかからぬ/罠にも稭にもかからぬ/つがいにかからぬ/煮ても焼いても食えない/酢でも蒟蒻でも/酢味噌でも食えぬ/酢でも味噌でも食われぬ
【対義語】
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【英語のことわざ】
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