顰みに倣う

顰みに倣うの解説

【読み方】
ひそみにならう

【意味】
顰みに倣うとは、善し悪しを考えず、むやみに人の真似をすることのたとえ。また、人の言動を見習うことを謙遜して言うことば。

【注釈・由来】
「顰み」は、眉間にしわを寄せること。
春秋時代、越の西施という美人が胸を病んで苦しみ、苦痛で顔をしかめているのを美しいと思った町の醜女が、それを真似て村中を歩いた。
醜女は西施の美しさを知っていたが、西施が眉をひそめていてもなぜ美しく見えるのかということには気がつかなかったという故事に由来する。

【出典】
『壮士』

【例文】
私も先生の顰みに倣って、先週から絵画教室に通っています。

【注意】

1

2
TOP
テキストのコピーはできません。