猫の手も借りたいの解説
【読み方】
ねこのてもかりたい
【意味】
猫の手も借りたいとは、非常に忙しいため、誰でもいいから手伝いが欲しいことのたとえ。
【注釈・由来】
鼠を捕ること以外は何の役にも立たないような猫であっても、その手を借りたいと思うほど忙しいという意味から。
【出典】
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【例文】
・今は猫の手も借りたいほど忙しいシーズンだが、先月などは暇を持て余していた。
・猫の手も借りたい状態だったが、後輩たちが手伝いに来てくれたおかげで、なんとか乗り切れた。
・猫の手も借りたい時に限って、バイトが急病で休んだり、トラブルが起きたりするものだ。
【注意】
「誰でもいい」という意味合いを含むので、相手に直接言うと失礼にあたる。
誤用例 「ご多忙かとは存じますが、この時期我が社は猫の手も借りたい状態なので、よろしければお手伝い願えませんか」
猫の手も借りたいの関連語
【類義語】
猫の手も人の手/犬の手も人の手にしたい/大晦日は猫の手も借りたい/節季師走は猫の手も借りたい/手は有れば有りしたがい/仏師屋の観音/盆と正月が一緒に来たよう
【対義語】
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【英語のことわざ】
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