狸寝入りの解説
【読み方】
たぬきねいり
【意味】
狸寝入りとは、都合の悪いときなどに、寝たふりをすること。
【注釈・由来】
狸は臆病な動物なので、驚いたりするとショックで倒れて一時的に気を失う。
人をだますとされている狸が気を失っている姿は、人々をだますための空寝に見えることから。
【出典】
『戦国策』
【例文】
・彼は都合が悪くなると、すぐに狸寝入りをする。
・面倒な話になってきたので、狸寝入りをしてその場をしのいだ。
・狸寝入りして聞き耳を立て、話の流れが変わるのを待つ。
【注意】
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狸寝入りの関連語
【類義語】
鼠の空死に
【対義語】
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【英語のことわざ】
・fox sleep.(キツネ寝入り)