積善の家には必ず余慶あり

読み方

せきぜんのいえにはかならずよけいあり

積善の家には必ず余慶ありの意味・解説

積善の家には必ず余慶ありとは、善行を積み重ねた家は、その報いとして必ずよいことが起こり、その幸福は子孫にまで及ぶ。

由来などの解説

「積善」は、善行を積み重ねることで、江戸時代までは「しゃくぜん」と読むことが多かったが、明治以降は「せきぜん」と読むようになった。
「余慶」は、祖先の善行の報いとして、子孫が受ける幸福のこと。
『易経』坤・文言伝の「積善之家必有餘慶。積不善之家必有餘殃(積善の家には必ず余慶有り、積悪の家には必ず余殃有り)」に由来し、「積善」と「積悪」のセットで用いることも多い。

出典

『易経』

積善の家には必ず余慶ありの類語・対義語

類義語

積善余慶/陰徳あれば必ず陽報あり/善因善果/福因福果/情けは人の為ならず

対義語

積悪の家には必ず余殃あり

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キーワード

積善必ず余慶ある

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