念には念を入れよの解説
【読み方】
ねんにはねんをいれよ
【意味】
念には念を入れよとは、用心の上に、さらに用心を重ねよということ。
【注釈・由来】
「念を入れる」とは、間違いのないように気を配ることを強めた言い方。
手抜かりがないかどうか、細心の注意をせよという意味。
『江戸いろはかるた』の一つ。
【出典】
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【例文】
大事なイベントだから、念には念を入れよだ。もう一度チェックしよう。
【注意】
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念には念を入れよの関連語
【類義語】
念には念を入れる/念を入れよ/念の上にも念/用心に飽きはない/跳ぶ前に見よ/浅い川も深く渡れ/転ばぬ先の杖/濡れぬ先の傘/石橋を叩いて渡る/三遍回って煙草にしょ/置かぬ棚をも探せ/押し板当てて重石置く/目で見て鼻で嗅ぐ/焼き鳥に攣/瀬を踏んで淵を知る/用心は臆病にせよ/用心には網を張れ/分別の上の分別/分別の分が百貫する/一度話す前に二度聞け/備えあれば憂いなし/石橋に鉄の杖
【対義語】
一か八か/分別過ぐれば愚に返る/念の過ぐるは無念/念者の不念/彩ずる仏の鼻を欠く
【英語のことわざ】
・Look before you leap.(跳ぶ前に見よ)
・Second thoughts are best.(二番目の考えが最も良い)