後塵を拝する

後塵を拝するの解説

【読み方】
こうじんをはいする

【意味】
後塵を拝するとは、人に先んじられること。また、すぐれた人物に追従することのたとえ。

【注釈・由来】
「後塵」とは、人や車馬が通り過ぎた後に立つ土埃のこと。
車馬が通り過ぎた後に土埃を浴びて見送る意味から、人に先を越されて遅れをとることをいう。
また、すぐれた権力者に追従すること、人にこびへつらうことのたとえとしてもいう。

【出典】
『晋書』

【例文】
先生の後塵を拝して、最高学府にも合格した。

【注意】
「後塵」を「黄塵」と書くのは誤り。

後塵を拝するの関連語

【類義語】
朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う/肥馬の塵を望む/権に付く/綺羅に付く/襟元に付く/襟に付く/言葉で庭掃く/お庭を掃く/腕首を取る/腕首を握る

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
後塵拝する

【分類】
人間関係 > 師弟・敬服
人生・社会 > 政治・支配・権力

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