棒ほど願って針ほど叶うの解説
【読み方】
ぼうほどねがってはりほどかなう
【意味】
棒ほど願って針ほど叶うとは、望みは大きくても、実際はほんのわずかしか叶わないものだということ。
【注釈・由来】
棒ほど太くて大きな望みを持っていても、実際は針ほどの細く小さな願いしか叶えられない意味から。
世の中は願い通りにはいかないものだということと、願いが叶うのはわずかだから望みは大きく持つべきだという二つの教訓が含まれている。
【出典】
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【例文】
棒ほど願って針ほど叶うならまだいい方だ。棒ほど願って針の穴に通す糸ほどしか私の夢は叶えられていない。
【注意】
「針小棒大」と混同して、ちょっとしたことを大袈裟に言うの意味で使うのは誤り。
誤用例 「棒ほど願って針ほど叶うで、彼女はいつでも事を大きくするような発言ばかりする」
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